3月24日になんるく井の森にてお寿司パーティーが開催されました🍣

あれから3カ月ほどたった今改めてこの企画を振り返ってみようと思います。

この企画は料理人の方を施設にお招きすることで利用者さんにいつもとは違う料理を味わってほしいという思いと共に開催されました。

初めての試みでありましたが、学生と福祉を結ぶサービス「musbun」の皆様のお陰で素敵な出会いがありました🐘

今回この企画に興味を持ってくださった料理人さんは春から回転寿司チェーンに就職されるこんどうさん!今までもお寿司屋さんでアルバイトをされていて福祉施設でお寿司を振る舞うことに興味を持って下りました。今頃はプロの寿司職人として働かれているでしょうね、時間がたつのは本当にあっという間です。

利用者さんのために握ってくださったお寿司はなんと合計150巻!この日の仕込みはお昼から始りました。嬉しいことに「musbun」運営メンバーのうめもとさん(企画担当)、さかいさん(広報担当)、そして代表すずむらさん、も早くからお手伝いに来てくださりました!皆現役の学生さんだそうです。

せっかくお会いしたので「musbun」について皆さんに色々お伺いしました☺️

株式会社musbun (むすぶん)

は代表すずむらさんを合わせて現在8名の職員がいるそうです。職員全員が学生ではありますが、サークルというわけではなく会社として運営しています。色々な大学や学部から集まった彼らが今までやってきたことの中に就活交流会というものがあります。そこでは福祉関係に就職した人をお招きし、福祉の現場と現役大学生の就活をサポートするというものでした。

企画担当のうめもとさんは多くの学生にmusbun を利用してほしいと考えており、そのために授業で使える場増やしてみたいとおっしゃっていました。

そんな彼女にとってすずむらさんは

「人が良くて、ついて行きたくなるような人間像」

と仰っていました。私もすずむらさんとお話しする機会がありましたが、笑顔が絶えず接しやすい人だなーと感じました!これからもその優しさと明るさで musbun が育って行くと福祉の現場がより豊かになるのではないでしょうか。musbunの今後が楽しみです!

この日は中日新聞の方もmusbunとこの企画を見学しに来てくださったっていたので、私も少しの間代表すずむらさんにインタビューさせて頂きました。

現在自身の事業に専念するべく休学中の彼女はその期間チーム作りに専念したいそうです。今頃は以前よりもより団結力のあるチームになっているのではないでしょうか。

サービス立ち上げた経緯については、このようにおっしゃっていました。

「ボランティアする中で人手足りないなと思っていて、で、自分でできることって目の前のおじいちゃん、おばあちゃんは笑顔になってくれるけど一人でできることってすごく限界があるなって感じていて。

でも企業とか全然そういう発想は一切なかったので、もやもやしてて、自分ひとりでできることって本当に限りあるなって思いながら過ごしていた時に、たまたま友達にビジネスコンテストに誘われて、ビジネス興味もないし、行きたくないんだけどって嫌々ついていったらとか問題に対してビジネスで解決されている方一杯いらっしゃって、あっそういう解決の仕方があるんだっていうことでサービスとかサイトを作ることでより多くの人に福祉伝えていく方法があるんだなって思いました。」

色々な縁を通して現在のmusbun がかたち作られているようで本当に人との関わりの重要性を感じさせられました。

そんなすずむらさんは現代の学生に福祉に興味を持ってもらうには

「一緒にお寿司食べませんかとか、クッキー作りながら利用者さんと触れ合いませんかとか、福祉に興味のない学生さんたちもクッキー作れるんだとかっていうことで興味を持ってもらってそこにたまたま利用者さんがいたっていう感じにすれば福祉いいなって思ってくれる人も増えるんじゃないかな」

と思っているそうです。

時代に合った方法で福祉の良さ、福祉の重要性を若い世代に伝えてゆくことは重要であるからこそ、彼らと同じ視点を持つ人が先頭に立ちこのようなシステムを運営していることは意義があるのではないでしょうか。

ロクノゴジュウナナはこれからもこんどうさんとmusbun の活動を応援してます!